●省エネ改修工事



省エネ改修工事

概要 Summary

弊社では、既存設備の部分・全体改修による省エネ化・作業効率化・高品質化の改修工事を行っております。
改修工事の方法は次の3つに大きく分かれます。

【 3つの改修工事方法 】
■既存設備の点検、調整、清掃による省エネ改修
■既存設備の部品交換、機器交換、システム制御変更による省エネ改修
■冷凍システムの変更を含む全面的な省エネ改修



改修工事の流れ

1. 現場調査・省エネ診断

2.提案書・見積書作成(補助金の対象となる場合は、補助金申請代行を致します)

3. 改修工事・試運転(改修工事は、極力現状の操業を停止しない方法・手順にて行います)

4. 操業運転状態を点検して、提案どおりの結果が出ているかの確認

【上吸込下吹出式高効率ユニットクーラー】
冷却器

特徴 characteristics

現状の操業にほとんど影響を与えません
提案書どおりの成績が出ているかの確認を行います


参考事例

<K魚市(株)S魚市場の省エネ改修工事>

【 工事期間 】 平成22年1月より約3ヶ月間

【 工事規模 】 70坪(-25℃)×3室 105坪(-25℃)×1室 45坪(-18℃)×2室 140坪(+5℃)×1室  50坪(+5℃)×1室

【 改修概要 】 改修前は、各冷凍室に対して1体空冷冷凍機が各2台で個別に運転冷却している
これを低温室はスクリュー冷凍機2台、高温室(+5℃)はレシプロ冷凍機1台の集中冷却方式に改修

■冷却方式は、R22乾式直膨方式をNH3/CO2二次ループ方式(高温室はNH3乾式直膨)に改修
■冷却器は、天吊後ろ吸込前吹出方式より天吊上吸込下吹出方式(弊社特許申請中)に改修


▼平成22年3月完成後、提案書どおりの省エネ率になっているかを計測し、提案書以上の省エネ率を確認する。


<N魚市(株)の省エネ改修工事>

【 工事期間 】 平成22年12月~平成23年3月

【 工事規模 】 冷凍冷蔵庫 6,135トン(-25℃)凍結 25トン/日産×2室

【 改修概要 】 既存R22乾式直膨方式をNH3/CO2二次ループ方式に改修
        水冷式コンデンサーをエバコン方式に改修
        冷蔵庫クーラーは上吸込下吹出方式を採用
        凍結庫クーラーを2段式にして広前面面積及び広フィンピッチとして, 省エネ、短時間凍結を可能とする。

▼提案書どおりの省エネ率になっているかを計測し、提案書以上の省エネ率を確認する。


上吸込下吹出式高効率ユニットクーラー  特許取得

天井付近に溜まった暖められた冷気のみをクーラーに吸込むことで、クーラーの冷却効率がアップする。
従来のエアーダクト方式のように貨物を冷却する前に冷気と暖気を先に撹拌するという不効率性が改善される。
冷やされた冷気はエアーダクトで遠くまで運ぶ必要はなく、小さなファンで下に向けて吹き出すだけで重たい冷気は庫内にムラなく行き渡る。